議論に決着がつくのはいつか?月の誕生をめぐる謎



お気に入り!
アメーバなう!
つぶやく!
シェアする!


科学史上、長い間議論が絶えないにも関わらず、今もなお解けない謎はいくつも存在します。中でも有名なものに、地球の衛星……つまり月はどうやって誕生したのか、というものがあります。

■moon

なぜ、月が誕生したのか。
その謎についてはこれまでいくつかの仮説が唱えられてきました。

1つ目の仮説は地球の誕生と同時に、同じ塵などの星間物質によって同時に月が誕生したとする説です。しかし、この説では月の密度が地球に比べて低いことや、地球のような鉄の核がないことが説明できず、現在では支持されていません。

2つ目は生成途中のどろどろに溶けた状態の原始地球から、マグマの塊が遠心力によって分離し、月になったという説。しかしこの説では、現在の地球の自転や月の軌道が説明できません。

3つ目の仮説は、太陽系外から飛来した小惑星が地球の引力に囚われたという説。この説は当初有力視されていましたが、アポロ宇宙船が持ち帰った鉱石の標本を解析した結果、地球のものと似ていることが確認されたため、やはり今では支持されていません。

■有力な仮説

現在、最も有力視されている仮説は、地球の生成時に幾度も火星や水星規模の小惑星による衝突が繰り返され、その結果生じた破片が地球を中心に公転する軌道に残されたとする『ジャイアント・インパクト説』です。

現時点では定説とされている『ジャイアント・インパクト説』ですが、近年の研究で月の鉱石の組成が地球のものと似ているだけではなくほぼ同一であることが判明し、その説得力に疑問が持たれています。

この仮説では、月は地球と衝突した側の天体の名残としているため、成分の一致を説明することが難しいのです。

■おわりに

月誕生を巡る科学議論はまだまだ終わることはなさそうです。

あなたなら、どの仮説を信じますか?

お気に入り!
アメーバなう!
つぶやく!
シェアする!


あわせて読みたい


【スポンサーリンク】