発見の300年前に描かれていた南極大陸?不思議なオーパーツ『ピーリー・レイースの地図』



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南極大陸の存在は古代ギリシアの時代から予想されていましたが、それが実在することが確認されたのは1820年、ロシアの探検隊によってでした。

しかし、その発見からさかのぼること300年前に、すでに南極大陸を描いていた世界地図があった……と言ったら、みなさんはその話を信じるでしょうか?

その不思議なオーパーツ(本来ある筈のない歴史的遺物)は『ピーリー・レイースの地図』と呼ばれています。

■ピーリー・レイースの地図

『ピーリー・レイースの地図』は1929年にトルコのイスタンブールにあるトプカプ宮殿の博物館で発見されました。

ピーリー・レイースはオスマン帝国海軍の軍人で、世界地図や航海図の製作者として歴史上に名を残している人物です。トプカプ宮殿から見つかった地図は彼が1513年に製作した地図の1枚です。

地図は羊皮紙に描かれています。本来はインド洋から大西洋にかけての広範囲を描いた地図でしたが、インド洋を描いた右半分は残念ながら失われてしまい、現存するのは大西洋を中心として描かれている左半分だけです。
この地図が不思議なのは、南アメリカ大陸の更に南側に陸地が存在するように描かれていることです。その陸地はアフリカ大陸南端の下を回りこむように東へと伸びています。

そのため、この地図は南極大陸の海岸線を描いた地図であるという仮説が有力だったのですが……、

■不可解な点

地図の詳細を調べてみると、おかしなことが分かります。

最大の問題点はこの陸地が南アメリカ大陸と地続きのように描かれているということです。

南極の海岸線と言われる部分も、実在している南極大陸には似てはおらず、むしろ南アメリカ大陸の海岸線に近いものです。

南極大陸と思われる部分には動物と思しき絵が描かれているのですが、これは南アメリカに棲むラクダの仲間、グアナコと考えられ、この部分が南アメリカ大陸の一部として描かれた証拠のひとつともなっています。

実はこの地図が描かれた当時、羊皮紙は大変貴重なものでした。一度描かれた文章や絵を削ってその上に書きなおすこともあったと言われています。

どうやらこの地図、描いているうちに寸法が足らなくなり、無理やり南アメリカの海岸線を東に向かって折り曲げて描かれたというのが事の真相のようです。

■おわりに

大航海時代、人々はまだ見ぬ海の果てに、どんな世界があると想像していたのでしょうか? 

それを考えるとワクワクしてきますよね。

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