空からこんなものが!?謎のファフロツキーズ現象



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空から降ってくるものと言えば、雨や雪、霰(あられ)や雹(ひょう)などが思い浮かびますが、時には信じがたいものが降ってくることもあるのです。

どうしてそんな事が起こるのでしょうか?

■突然降ってくるモノ

空から異物が降ってくる怪現象、英語表記では「FAlls FROm The SKIES(空から落ちてきたモノ)」ですが、これをを略してファフロツキーズ現象(Fafrotskies)と呼びます。

本来空から落ちてくる筈のないようなモノ、例えば魚や空を飛べない動物、植物や金属などが落ちてくる現象を意味します。

ファフロッキーズ現象は古くから洋の東西を問わず世界的にも知られており、日本では西暦884年に出羽国(今の山形県と秋田県)で石で出来た鏃(やじり)23枚が空から落ちてきたという記録があります。江戸時代の百科事典でもある『和漢三才図会』にも「怪雨」として紹介されています。

近年では2009年に日本各地で空からオタマジャクシが降ってきたという、いわゆる「オタマジャクシ騒動」が記憶に新しいところですね。

世界中で同様の現象が多数確認されており、特に魚やカエルが降ってきたという事例が多く見受けられます。また、赤い血が降ってきたとか、コインが降ってきた、等というケースも報告されています。

■いくつかの仮説

この不思議なファフロツキーズ現象については、その原因を説明するため、いくつかの仮説が立てられています。

仮説その1:竜巻説

強い上昇気流が起こした竜巻によって巻き上げられた物体が遠くに運ばれ落下したという説。有力な仮説のひとつとされますが、ファフロツキーズ現象の実例を見ると、その多くが単一の種類の生き物(カエル・魚等)が降って来たと報告されており、竜巻であれば色々なものを巻き込むと考えられることから、それだけでは説明がつかないと考えられます。

仮説その2:鳥説

上空を飛ぶ鳥が、捕まえた獲物を取りこぼしたり吐き出したとする説。実際、鳥がそのような行動をすることは以前から知られており、2009年のオタマジャクシ騒動ではマスコミが大きく報道したことから、普段気にも止められなかった現象に気づく人が増え、結果的に日本全国での報告例が相次いだと考えられます。

仮説その3:飛行機説

ファフロツキーズ現象の報告例の中には大きな氷塊が落ちてきたというものもあります。これは飛行機の機体についた水が上空で凍結・剥離したものと考えられています。また、飛行機の貨物が何らかの理由で落ちてしまった可能性も、ないわけではありません。

その他、イタズラ説や錯覚説等もありますが、いずれの説も、すべてのファフロツキーズ現象を包括的に説明できるものにはなっておらず(ある特定の落下物を説明するには十分ですが、他の落下物には該当しない等)、未だ不明な点の多い現象であることには違いありません。

■おわりに

皆さんも、ある日突然、信じられないようなものが空から降ってくるのを目撃するかもしれません。

あなたはどんなものが降って来て欲しいと思いますか?

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