さらば地球よ!ボイジャー1号、出発から35年で太陽系を離脱。



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2010年の6月に劇的な地球帰還を果たした小惑星探査機はやぶさの記憶はいまだ新しいものがあります。

また、今年になってからは新型の国産ロケット、イプシロンの打ち上げなど、近年宇宙開発に関する話題が続いています。

つい先日、またひとつの偉業が達成されたことがアメリカの航空宇宙局(NASA)から発表されました。惑星探査機ボイジャー1号の太陽系離脱です。

■ボイジャー1号

ボイジャー1号はボイジャー計画の一環としてボイジャー2号と共に1977年に打ち上げられた無人惑星探査機です。1号と名付けられていますが、実際に打ち上げられたのはボイジャー2号の16日後のことです。

これは、本来2つの探査機は同時に打ち上げられる予定だったのですが、1号のロケットがシステムトラブルを起こしてしまい、実際の打ち上げた16日遅れてしまったためです。

その後、ボイジャー1号は木星や土星の衛星タイタンを観測しながら進み、2012年8月25日にはヘリオポーズ(太陽から放出された粒子と太陽系外の星間物質や磁場と混ざり合う境界面)に到達、人工物としては世界で初めて、太陽系を離脱したことが確認されました。

■もうひとつの重要な任務

ボイジャー1号には太陽系の惑星を探査するという任務の他にもうひとつ、重要な任務が託されていました。

それは宇宙人=地球外知的生命体(Extra Terrestrial)に地球人類からのメッセージを届ける、ということです。

ボイジャー1号にはゴールデンレコードと呼ばれる金メッキされた銅でできたレコード盤が搭載されています。

これはMETI(Messaging to Extra-Terrestrial Intelligence)=宇宙探査機による地球外知的生命体探査計画の一環として行われたことでした。

レコードにはさまざまな地球の自然を写した写真と録音された自然音、世界中の音楽や55の言語の挨拶が収録されています。収録された言語の中には日本語もあります。

ただし、宇宙人がこのメッセージを受け取ってくれるとしても、それは遥か未来のことになりそうです。ボイジャー1号が太陽系外の恒星に接近するのは4万年になる見通しですから。

■おわりに

ボイシャー1号は、今後2025年くらいまでは探査機としての機能を維持し、太陽系外の貴重な観測データを送信するそうです。

それまでに、どんな新発見をもたらしてくれるか、楽しみですね。

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