原因は隕石?それとも噴火?火星のクレーターの原因が判明。



お気に入り!
アメーバなう!
つぶやく!
シェアする!


クレーターとは、岩石惑星の地表に見られる地形で、円形の盆地とそれを囲むように存在する円環状の山脈からなる、特徴的な地形です。

月の表面に大量に存在するクレーターが有名ですが、同じような地形は地球上や火星の地表にも見ることができます。

2013年10月、アメリカの研究チームが火星上にあるクレーター「エデン・パテラ」の発生原因についての発表を行いました。

 

■クレーターの発生原因

クレーターの発生原因については18世紀の頃から議論が為されてきました。

大別すると、火山の噴火によって生じた火口とする説と、隕石などの天体の衝突によって生じたとする説です。

火山の火口説の根拠のひとつに、月面クレーターの分布の偏りがあります。

もし月面のクレーターが小惑星等の落下によって出来たのであれば、その分布は全面にまんべんなく生じている筈ですが、実際には「海」と言われる平坦な地形が大きく広がる部分が存在しており、これは月内部の火山帯活動の影響によるものとされています。

これに対し、隕石衝突説を取る立場からは、クレーターの生成に関してはそれが存在する天体に関わらず一定の公式が成り立つことや、月面のクレーターに関しては大規模な火口を生じるような地下活動が月には存在しないことなどの反論が行われています。

 

■火星のクレーター「エデン・パテラ」

火星のクレーター「エデン・パテラ」でも、その生成の原因については火口説と隕石説が対立していました。

イギリスの自然史博物館とアメリカはNASAの合同研究チームは、この「エデン・パテラ」について無人探査車「キュリオシティ」等から得られたデータを解析。

その結果、「エデン・パテラ」の周囲には衝突した隕石の破片等、天体衝突を裏付ける証拠となる特徴が発見できないことを確認した一方で、溶岩の噴出口など火山噴火の痕跡を発見。

「エデン・パテラ」が噴火活動の結果生じた火口である可能性が高いと結論づけたとのことです。

 

■おわりに

NASAは2030年代半ばまでに、火星への有人飛行の実現を目指しています。

火星の謎が更に解き明かされる日も、そう遠くないかも知れませんね。

お気に入り!
アメーバなう!
つぶやく!
シェアする!


あわせて読みたい


【スポンサーリンク】