生物絶滅の原因?巨大隕石の痕跡が日本で見つかる。



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古代地球において、生命の大半が死滅する「大量絶滅」現象は幾度か起きています。

特に有名なのが約6500万年前に起きた、恐竜の絶滅です。

現在では恐竜絶滅の原因は巨大隕石の落下によるという説が有力視されていますが、そうした隕石の落下は1度だけではなかった事もまた知られている事実です。

約2億年前に地球に落下した巨大隕石の痕跡が日本で発見されたという発表がありました。

 

■マニクアガン・クレーター

カナダのケベック州に、巨大隕石落下の痕跡であるクレーターが存在します。

「マニクアガン・クレーター」と名付けられており、その直径は100kmに及びます。

「マニクアガン・クレーター」の原因となった巨大隕石が地球に落下したのは今から2億1500万年前。

地質時代の区分では中生代三畳紀後期に当たり、ちょうど恐竜が地上に出現し始めた時代に当たります。

この隕石から放出されたとされる物質が、岐阜県と大分県で発見されました。

物質を発見した尾上哲治准教授を始めとする熊本大学の研究チームは、採取された物質の元素分析を行い、それによってこの隕石の大きさが最大で直径8キロ、重量は5千億トンにも及ぶ巨大なモノであったことが判明しました。

北アメリカ大陸に墜落した隕石の痕跡が何故、日本の岐阜県や大分県で発見されたのでしょうか?

地球に衝突した隕石はそのエネルギーのために蒸発、雲となって拡散し、その後冷えて微粒子となって地球全体に広がりました。

微粒子は海に落ちて海底に蓄積、マントル対流の流れによる地層の移動によって、現在の日本列島に到達したのです。

 

■巨大なる隕石

白亜紀の末期、今から6500万年前に地球に落下し、恐竜の絶滅を招いたとされる隕石はその直径が推定で最大14キロもあったとされていますが、「マニクアガン・クレーター」を生み出した隕石はそれに次ぐ巨大なものであったことになります。

もし、この隕石が秒速20キロの速度で落下し、地球に衝突した場合、その破壊エネルギーは実に広島型原爆の30億倍に相当することになります。

これは地球環境に対して絶大な影響を与えるには充分過ぎる程のものであり、生命の大量絶滅が起こっても不思議ではありません。

現時点で、この時代に大量絶滅が起きたとされる証拠は見つかっていませんが、新たに調査を行ったところ、海洋プランクトンの大規模かつ急激な減少が起きた痕跡が化石から発見されたとのことです。

研究チームは今まで知られていなかった大量絶滅がこの時代に起きた可能性が高いと考え、今後も調査を続けていくということです。

 

■おわりに

同じような規模の隕石が、今地上に落下したらどのような事になるのでしょうか?

研究の成果が期待されるところです。

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