原因は一体? 北極の巨大動物セイウチが謎の大集結



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北極圏に棲む野生動物と言えば、ホッキョクグマやアザラシなど、いろいろと思い浮かぶところですが、その巨体の迫力では、セイウチにかなうものはいません。

今、そのセイウチが北極圏にある、とある離島に大集結していると言います。一体何が起きたのでしょうか?

 

■セイウチの特徴

セイウチは哺乳綱ネコ目(食肉目)セイウチ科セイウチ属に分類される動物で、体長3メートル以上、体重は1トンを越すものもいる巨大な体躯と、時に1メートルを超える牙(上顎の犬歯)が印象的な動物です。

セイウチは北極圏の沿岸部等に棲息し、かつてはカナダにいましたが、乱獲によってその地域では現在では絶滅してしまっています。

セイウチはメスを巡る争いに勝利した強いオスを中心にメスや子どもからなるハーレムを形成して生活することが知られています。通常は氷山や海岸部におり、肉食のホッキョクグマに襲われることも滅多にありません。

 

■セイウチ大集結

セイウチの大集結が確認されたのはロシアのシベリア北東部、チュクチ海の離島です。

空撮写真の解析から、2011年の時点でその群れは海岸を1キロあまりにわたって占拠し、その数は3万頭にも昇ると推定されています。

最初にこのような大集結が確認されたのは2007年、以降その数は継続的に増加傾向にあります。

セイウチの大集結の原因として、地球温暖化の影響による海氷の減少が考えられています。

セイウチは氷山等の海氷上を生息地としますが、その海氷が減少しているため、一箇所に集まって来ざるを得ない状況にあるのです。北極圏の海氷面積は2013年にワースト6位を記録しています。

狭い場所に密集することは、セイウチの繁殖にも重大な影響を与える可能性があります。

セイウチはパニックを起こしやすいことでも知られ、群れがパニック状態に陥った際、体躯の大きなオスが幼体のセイウチを下敷きにして圧殺してしまうことがあります。

一箇所に許容量を超えた個体が集結している場合、そのリスクが高まる事になるわけです。

また、伝染病の蔓延の危険性も高まります。

今後、温暖化の影響で状況が悪化することが懸念されています。

 

■おわりに

地球温暖化の影響を受けているのは人間だけではないということですね。

抜本的な対策としては温暖化の傾向を改善する必要性があります。

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