見たら死ぬ? もう一人の自分……ドッペルゲンガーについて。



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「もう一人の自分と出会ってしまったら、あなたは死ぬ」……そんな話を聞いたことはありませんでしょうか?

いるはずのない、もう一人の自分と出会ってしまう現象……それがドッペルゲンガーです。

 

■Doppelganger

ドッペルゲンガー(Doppelganger)とはドイツ語で、直訳すると『二重の歩く者』という意味になります。

自分そっくりの分身を指す言葉であり、そこから同一人物が同時に複数箇所で目撃される、あるいは自分がもうひとりの自分と出会う現象の名称として用いられています。

この現象は本人の自覚とは無関係に起こることが特徴です。

同一人物が複数、同時間に現れる超常現象として、バイロケーションと呼ばれる現象がありますが、こちらは本人が自ら意識的にその現象を引き起こしている場合に用いられ、ドッペルゲンガーとは区別されます。

ドッペルゲンガーにおいて現れる『もう一人の自分』には、いくつかの共通した特徴を上げることができます。

・ドッペルゲンガーとして現れた人物は動かない
・ドッペルゲンガーは一切話をしない
・本人と何らかの関係のある場所に現れる

ドッペルゲンガーを直接見てしまった場合、その人物は死ぬと言われています。

自分自身を見てしまったショックで死んでしまったり、徐々に精神を崩壊させ、最終的には自殺してしまいます。

江戸時代の日本でも、『影の病』と呼ばれるドッペルゲンガーと同様の現象が知られており、自分自身を見ると死んでしまうという特徴が両者に共通しています。

 

■有名なあの人も。

現実にドッペルゲンガーを体験したという人物は多く、歴史上に名を残す著名人にも、ドッペルゲンガーを見たという記録の残っている人物がいます。

奴隷解放で知られるアメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンは暗殺される数日前に、棺桶の中に横たわる自分の姿を夢に見たという記録が残っています。

ファウストで知られる作家のゲーテは、ある公園で自分とそっくりの人物を目撃しますが、実は8年前にも同じ公園で同じように自分そっくりの人物を目撃しており、8年後の彼が見たもう一人の自分は、8年前の自分とまったく同じ服装をしていたと言います。

日本人小説家の芥川龍之介もまた、ドッペルゲンガーに悩まされた一人で、それを題材にした未発表の小説が存在します。

現代の医学においては、『自己像幻視(autoscopy)』と言われる現象が知られています。

大脳の側頭葉と前頭葉の間に腫瘍を発症した患者に多く見られる症状ですが、この領域は自身の身体イメージを司っているとされており、健全な状態の人間でも、この領域に刺激を受けると自分の身体が他にも存在しているような感覚を覚えるという研究結果が出ています。

前述した著名人の事例の場合、リンカーンや芥川龍之介は脳腫瘍を患っていたことが知られており、彼らの見たドッペルゲンガー現象は医学的にも根拠があると考えられています。

 

■おわりに

”この世には自分と瓜二つの人間が3人はいる”、とも言われています。

あなたはこの不思議な現象、どうお考えになりますか?

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