人魚は実在した!? アニマルプラネットで放映された驚愕の映像



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今やテレビと言えば、地上デジタル放送だけではなく衛星放送やケーブルテレビ、ネット配信に至るまで多彩な視聴方法が存在し、アナログ地上波だけしかなかった時代とは大きく変化しています。

ドラマや映画のみならず、良質のドキュメンタリー番組で知られる放送局も数多く存在しますよね。

ディスカバリーチャンネルやナショナルジオグラフィックチャンネルなど……そうしたドキュメンタリー系放送局のひとつとして知られているのが、アニマルプラネットです。

このアニマルプラネットで2013年5月、信じられないような驚愕の映像が放送され、話題を呼びました。

水深600メートルの深海で撮影されたという、人魚の映像なのですが……果たして真偽の程は?

 

●これが実在する人魚を撮影した驚きの映像だ!

その映像が放送されたのは、アニマルプラネットで2013年5月26日に放送された『Mermaids: The Body Found』という番組です。日本では『人魚伝説~失われた真実~』という邦題で同年7月に放送されています。

ことは、グリーンランドのある海岸に多数のクジラが打ち上げられたことから始まります。

海洋学者ステン・シュミット氏を筆頭とする研究チームがこの件についての調査を開始したところ、打ち上げられたクジラに混じって、正体不明の生物の死骸が打ち上げられていたことが判明しました。

一方、研究チームがクジラの調査の為に沖合に設置していた水中マイクが、明らかにクジラとは違う高度なコミュニケーション言語と思しき音声を録音、深海に未知の生物がいると考えたシュミット氏は、小型潜水艇を使って海底調査を行いました。

問題の映像は、その潜水艇の中から撮影されたものです。論より証拠、まずは御覧ください。

シュミット氏の顔を映していたカメラは、その向こう、潜水艇のキャノピーの外に、突然手のようなものが現れる瞬間を映し出します。形

状は人間の手に良く似ていますが、大きく開かれた指の間に、水かきのようなものがあることが見て取れます。

突然、キャノピーを叩かれた音にシュミット氏が驚いて振り向きますが、それを尻目に、謎の生物は悠々と泳ぎ去っていきます。

その瞬間、カメラは確かに落ち窪んだ眼窩のある、人間にそっくりな顔を捉えています。

果たして、これは本当に、実在する人魚を映しだした映像なのでしょうか……?

 

 
●謎の映像、その正体とは……?

実はこの『Mermaids: The Body Found』は、フェイクドキュメンタリーとして制作された番組でした。

フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)とは、フィクションを事実であるかのようにドキュメンタリースタイルで制作される映画やテレビ番組のジャンルのひとつです。

1938年、アメリカで放送されたラジオドラマ『宇宙戦争』は、事件の発生している現場からの生放送を模した形式を取ったことから、それを事実と信じてしまったリスナーがパニックを起こしたことで有名です。

後にこの形式は1983年の映画『食人族』で確立されました。近年ではホラー映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』がモキュメンタリーのスタイルで話題を呼び、以後、『クローバーフィールド』や『REC』、『パラノーマル・アクティビティ』等の作品がヒットしたことから、ホラー映画の1ジャンルとしてのイメージが強いかもしれません。

『Mermaids: The Body Found』のエンディングクレジットには、以下のような文面が含まれています。

“Though certain events in this film are fictional”
(この番組の一部はフィクションです)

アニマルプラネットはあくまで自然や動物を題材とした番組を制作・放映することをその趣旨としていますが、決して現実に基づいたドキュメンタリーだけと限られているわけではありません。

現に架空の生物を扱った番組は他にも制作されています。(特に人気が高いのは伝説上のドラゴンを扱った番組だそうです)

アニマルプラネット=ドキュメンタリー、というような一般的なイメージがあったため、思わぬ誤解を招いたのかもしれませんね。

 

■おわりに

結局、この番組はフィクションだったようですが、深海にはまだまだ人類の知り得ない謎が隠されていそうです。

いつか、こんな衝撃的な映像が本当に撮影されることもあるかもしれませんね。

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