世界の終末を告げる音? アポカリプティックサウンドとは?



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新約聖書の最後に記された文書、『ヨハネの黙示録』は、世界の終末と神の審判の訪れを記した預言書として、キリスト教国のみならず、私たち日本人もよく知るところです。

その中に記述されている、世界の終焉を告げる天使のラッパが、もし現実に聞こえたら……貴方だったらどうしますか?

世界各地で確認されている謎の音、”アポカリプティックサウンド”の正体とは?

 

●天から響き渡る、破滅の音?

アポカリプティックサウンドとは、重い金属がこすれあうような不気味な音が空から響いてくる謎の現象です。

アポカリプティックとはアポカリプス(Apocalypse)的=黙示録的な、という意味で、聞こえてくる謎の音をヨハネの黙示録に描かれている、世界の終焉を告げる天使のラッパになぞらえて付けられた名称です。

ヨハネの黙示録によれば、天使のラッパは7度に渡って鳴り響き、その都度、地上に天変地異をもたらします。

キリスト教国の人々にとっては、空から鳴り響く原因不明の音が、天使の奏でる告知のラッパの音に聞こえたとしても、不思議ではありません。

Youtubeに、実際にアポカリプティックサウンドを録音した映像が何件もアップされています。

これは2011年8月、ウクライナの首都キエフで録音されたアポカリプティックサウンドです。

この現象が確認された、世界で最初の事例だと言われています。(一説には2009年には確認されていたとも言われています)

キエフでの現象が確認されてから約1か月後に、デンマークで録音されたものです。

2013年8月、カナダで録音されています。

他にも2013年には日本の山形県でもアポカリプティックサウンドが聞かれたという情報もあります。

 

 
●アポカリプティックサウンドの正体とは?

何故、アポカリプティックサウンドが発生するのか、その原因についてはいまだ多くの仮説があり、確定的な定説は存在していません。

一部にはこれがUFO(エイリアンクラフト)が発生させる音だと主張する人もいますが、これに関しては根拠が乏しく、現状、信ぴょう性があるとは言いがたいでしょう。

2012年1月に、アゼルバイジャンの地球物理学者、エルヴィン・カルロフは、アポカリプティックサウンドが太陽プラズマと地球の持つ磁場の干渉によって生じた現象であるという説を発表しました。

博士が録音された音を分析したところ、その大半は人間の可聴領域以下の低周波であったということです。

その波長は地球物理学でいうところの音響重力波と呼ばれるものと一致しており、音響重力波が大気圏と電離層の間で生じることから、このような仮説に至ったようです。

ただし、この説に対しては、そもそも音響重力波とは大気中で生成されるものであり、太陽活動と結びつけて考えることはできないとして反対する意見も存在します。

また、実際に録音されているアポカリプティックサウンドの多くにエコーのかかったような効果が認められることから、この音は地表の大気中ではなく、洞窟などの地下空洞で発生している音響であると言う説も存在します。

いずれの説も上記の通り、現状では根拠に乏しい仮説の域を出ておらず、今後の更なる研究の成果が待たれるところです。

 

■おわりに

アポカリプティックサウンドが集中的に観測されたのは2012年、この年はマヤ文明の暦によって人類滅亡が予言されている年であるとして話題となりました。

もしかすると、アポカリプティックサウンドはその事と何らかの関わりがあるのかも知れません。

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