本当に宇宙人の仕業? 謎の現象・キャトルミューティレーション



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人知れず、地球にやってくる宇宙人……皆さんはそんな噂をお信じになるでしょうか? 数ある宇宙人像の中でもその知名度の高さを誇るものにリトルグレイと呼ばれるタイプの宇宙人があります。

アメリカを中心に出没し、人間を誘拐するなど、不可解な行動を取ることでも知られますが、中でも謎に満ちているのが、家畜の眼球や生殖器を持ち去る、いわゆるキャトルミューティレーションです。

果たして、それは本当に宇宙人リトルグレイの仕業なのでしょうか?

 

●そもそも、リトルグレイとは……。

リトルグレイは、1970年代辺りからアメリカを中心に目撃されるようになった宇宙人です。

リトルグレイが目撃されるようになる以前に、宇宙人の目撃事例の中で語られるその姿はウェルズの『宇宙戦争』に登場するタコのような姿のものが多かったのですが、リトルグレイの目撃例がメディアで扱われるようになってからは、その姿が宇宙人の典型的イメージとして広まっていったものと思われます。

リトルグレイは小柄で、灰色の肌と大きな頭部、そして吊り上がった大きな黒い目の、非常に特徴的なイメージの宇宙人です。

この宇宙人のビジュアルイメージの原型は、スタンリー・キューブリック監督のSF映画『2001年宇宙の旅』のラストシーンに登場したスターチャイルドだと言われています。

また、リトルグレイの仕業と知られている”ヒル夫妻誘拐事件”が発生する以前に、テレビドラマ『アウターリミッツ』に同様の宇宙人が登場しており、夫妻の証言はこのドラマが元ネタになっているという説もあります。

地球人を誘拐したり、UFOが墜落したりと、数々の事件・騒動を起こしているとされるこのリトルグレイですが、彼らが引き起こした殊更不可解な事件に、キャトルミューティレーションがあります。

1970年代以降、アメリカの牧畜農家で牛などの家畜の死体から、眼球や生殖器が切り取られ持ち去られるという事件が相次ぎました。

死骸が発見された牧場付近で未確認飛行物体の目撃例があること、また、死骸の血がすべて抜き取られたり切り取られた跡がまるで人為的に行ったように鋭利であったことから、宇宙人リトルグレイが標本採集として行っているという噂が広まったのですが、果たして真相はどうなのでしょうか?

 

 
●原因は自然死と判明。しかし……。

1980年になって、FBIの元捜査官が1年をかけて調査を行った結果、報告されているキャトルミューティレーションの数々は、すべて家畜の自然死であることが判明したと発表しました。

元捜査官の調査によれば、家畜の血はその死後体外に流れ出たものが地面に吸収されたもの、眼球や生殖器は特に柔らかい部位であることから、野生の肉食動物や虫などが好んでそこだけを食べたものであるとされています。

切り取られた部位の鋭利な切り口が気になるところですが、野獣や猛禽の牙やくちばしでも充分鋭利な切り口になるとされ、見解とは矛盾していないと言うことです。

ただ、この見解には疑問を抱く者も多く、反論もなされています。

報告されている事例の中には切り取られた跡が焦げていたというモノがある事、家畜の死後わずか一夜で眼球や生殖器が無くなっていた例がある事などが、その反論の根拠となっています。

もっとも、キャトルミューティレーションを宇宙人の仕業とするには家畜の死体の状態以外にも疑問点が多く、現在では宇宙人説を取る人は少数派であることには違いありません。
(太陽系までやってくる程の科学技術を持つ宇宙人であれば、牛のサンプルを持ち帰って母星で繁殖させることも可能であるはずなのに、なぜわざわざ地球の家畜から臓器を切り取るのか? 等)

 

■おわりに

お騒がせ者の宇宙人、リトルグレイ。

なかなか憎めないところもあるヤツですよね。あなたはこの宇宙人、本当にいると思いますか?

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