この冬が見頃!!太陽系において最大の惑星、木星!



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私たちの太陽系にある8つの惑星のうち、最大の惑星が木星です。

鮮やかな縞模様と、何より特徴的な大赤斑が印象的な天体で、夜空でもひときわ明るく輝くことから、初心者でも観測しやすい天体です。

 

●ローマ神話の主神の名を戴く巨大惑星

木星は英語でジュピター(Jupiter)と言い、ローマ神話の主神(最高神)に当たるユピテルの名をその語源とします。

平原綾香の『Jupiter』のヒットでその名を知ったという人も多いのではないでしょうか?

主に水素やヘリウムなどのガスによって構成される太陽系最大の惑星で、同様の組成の惑星を『木星型惑星』と呼ぶこともあります。

太陽系では木星の他、土星がこの『木星型惑星』に該当します。

かつては天王星と海王星も木星と同様の組成と考えられていましたが、その観測の結果、木星とは大部違うことが判明し、新たに『天王星型惑星』と呼ばれるカテゴリが設定されました。

木星の赤道より南に、この星の最大の特徴と言える巨大な楕円形の、まるで赤い目のような模様があります。

これを『大赤斑』と呼びます。

大赤斑の大きさは長径で2.4万~4万キロメートル、短径でも1.2万~1.4万キロメートルもあり、地球を3つ並べて入れることができるほどの大きさがあります。

木星は実に60個以上の衛星を伴っていますが、特にイオ・エウロパ・ガニメデ・カリストの4つはサイズも大きく、小型の望遠鏡でも楽に観測することが可能です。ガリレオ・ガリレイが発見したことから、その4つの衛星を『ガリレオ衛星』と呼ぶこともあります。

 

 
●この冬は木星観測の絶好のシーズン

太陽と月を除けば、夜空で最も明るく輝くのは地球の隣に位置する惑星、金星です。

しかし金星は「宵の明星」「明けの明星」と異名を取るように、その姿を観測できるのは日没直後か日の出前に限られ、しかも空の低い位置にしか現れないことから、観測にはやや不向きと言えます。

木星は明るさこそ金星に劣りますが、観測シーズンになると真夜中であっても空の高い位置にありますので、観測にはうってつけと言えるでしょう。

金星の異名をもじって「夜半の明星」という呼び方もあるくらいです。

2013年冬から2014年の春にかけて、木星はふたご座に位置しています。

明るく、黄色みがかった色と瞬きが少ない、特徴的な輝きが特徴ですので、見つけるのは難しくありません。

2014年の1月6日には、太陽-地球-木星が一直線上に並ぶ「衝」を迎えます。

衝の状態では地球-木星間の距離が最も短くなり、一晩中観測できる絶好のタイミングと言えます。

輝き自体は大きく変わることなく衝の前後数ヶ月は維持されていますので、この冬はまさに木星観測の最高の時期と言うことができるでしょう。

小口径の天体望遠鏡や双眼鏡でも充分に観測可能で、条件さえよければ木星本体の縞模様や、ガリレオ衛星の動きを観測することも可能です。

 

■おわりに

地球にとっては最大の兄弟星……そんな風に考えると、親近感が湧いてくるとは思いませんか?

この冬は是非、木星観測にチャレンジしてみてください。

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