あの歌は本当だった? トナカイの鼻は本当に赤くてピカピカ光ってる?



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今年のクリスマスはもう過ぎてしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?

クリスマスと言えば、誰でも子どもの頃親しんだ童謡があると思います。

『赤鼻のトナカイ』の歌詞に歌われた”ピカピカの鼻”が本当だと言ったら、あなたは信じますか?

 

●トナカイの先祖は鯨!?

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トナカイは北米や北欧、ロシアに棲息する大型の草食獣です。

北米に棲息するものはカリブーとも呼ばれます。体重は大きなもので300kg程、夏場になると世界規模で群れを形成し、北へ移動します。

その移動距離は1000キロ近くに及ぶこともあります。

シカ科の仲間では唯一雌雄双方に角があることが特徴です。

学術上の分類では『哺乳綱クジラ偶蹄目シカ科トナカイ属』となります。

実は、旧来偶蹄目と呼ばれていた動物について、その気管支にクジラと共通する特徴があることが知られていました。

遺伝子を調査した結果、偶蹄目とクジラ目の動物は同一の系統に属することが判明し、旧来の偶蹄目に代わりクジラ偶蹄目が設けられました。(クジラ目は存続)

トナカイと言えばサンタクロースを思い出す人も多いでしょう。

サンタクロースがトナカイの引くソリに乗るようになった由来ははっきりとしませんが、トナカイの角が翼のように見えたことが理由のひとつとされています。

1823年に、アメリカの神学者クレメント・クラーク・ムーアが発表した『サンタクロースがきた』に、サンタクロースのソリを引く8頭のトナカイの名前が上げられています。

ダッシャー (Dasher)
ダンサー (Dancer)
プランサー (Prancer)
ヴィクセン (Vixen)
コメット (Comet)
キューピッド (Cupid)
ダンダー (Dunder)
ブリクセム (Blixem)

1938年、アメリカのロバート・L・メイの書いた児童書に、9頭目のトナカイとしてルドルフ (Rudolph) が登場し、ソリを引くトナカイを9頭とする場合もあります。そして、このルドルフこそが、童謡に歌われる『赤鼻のトナカイ』なのです。

 

 
●ある方法で見てみると……?

それにして、写真で見てもトナカイの鼻は赤くないじゃないか……皆さん、そう思われるでしょう。実際、普通の写真で見る限り、トナカイの鼻は赤く見えません。

しかし、ある方法を使ってトナカイを見ると、その鼻が赤く光って見えるのです。

サーモグラフィ(物体から発せられる赤外線の強弱を感知し、その熱分布を映像として表示できる装置)を使ってトナカイを見てみると……?

なんと、見事に光っていますね!!

トナカイは寒冷地域に棲息する動物です。

餌を探すためには嗅覚が必要不可欠ですが、鼻が凍るようなことがあるとその嗅覚が働かなくなり、餌を探し出すことができなくなってしまいます。

そこで、トナカイの鼻には凍結の防止のため、血管が集中しており、サーモグラフィで見るとあのように赤く光って見える、というわけです。

また、鼻に血管が集中しているのは脳の温度調整の役割を担っており、肉食獣に追われるなど危機的状況に陥った場合でも頭に血が昇ることを防いでいるとも言われています。

 

■おわりに

トナカイの鼻が赤く見えるというのもビックリですが、サンタのソリを引くトナカイすべてに名前があるなんて、初めて知りました。

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