なぜ? シロフクロウの大群、アメリカの空港に殺到!



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シロフクロウ、と聞くと映画『ハリー・ポッター』シリーズを思い出す方も多いでしょう。

あの白く美しい姿はとても印象的ですね。

そのシロフクロウが、今アメリカで問題を起こしています。

なぜ、シロフクロウたちは空港の滑走路に集まってくるのでしょうか?

 

●笑ったような顔が印象的なシロフクロウ

IMG_2741

シロフクロウはその名前の通り、美しい白い羽毛が特徴的な大型のフクロウです。

全長は60cm前後、翼を開くとその幅は150cmを超えることもあります。

オスは成熟するとほぼ純白の姿となりますが、メスには黒や褐色の縞模様があって、雌雄を見分けやすいことも特徴のひとつです。

夏の繁殖時期には北極圏に広く分布しています。渡りの習性があり、冬になるとユーラシアや北アメリカに南下してきます。日本でも北海道でまれに見ることができます。

眠い時など、目を細めたその表情がまるで微笑んでいるように見えるのが印象的です。

カナダのケベック州では州鳥に指定されています。

 

 
●滑走路に集まってくる理由は不明。

2013年の越冬期、北アメリカに南下してくるシロフクロウたちに異変が起きています。

これまでは考えられない程の多くのシマフクロウが北極圏から南下しており、アメリカ北東部にある空港の滑走路に大挙して降り立っているというのです。

シロフクロウはもともと北極圏のツンドラや草原を住処にしており、氷の上や岩場、切り株など開けた場所に止まります。

フクロウと言えば樹上に止まっている姿を想像しますが、シロフクロウは滅多に木に止まる習性はありません。

なぜシロフクロウが大挙して空港の滑走路にやって来ているか、理由は分かっていませんが、頭上が開けており見通しの良い滑走路は彼らが生息圏にしているツンドラや草原に似ているのかもしれない、と指摘する意見もあります。

空港にとっては、鳥はありがたい客とは言えません。

鳥が飛行機と接触したりエンジンに引き込まれて時には重大な事態も起こる『バードストライク』の問題があるからです。

2009年にニューヨークのハドソン川にUSエアウェイズ機が不時着した事件も、原因はバードストライクでした。

アメリカ連邦航空局(FAA)の調査によれば、バードストライクによる飛行機のトラブルは確認が取れているだけでも10年間に12万件に及ぶとのことです。

シロフクロウは大型の鳥類だけあって、彼らがバードストライクを引き起こせば大事故になる可能性が高いと言われていますが、シロフクロウを駆除することは困難で、航空関係者は頭を抱えているそうです。

 

■おわりに

シロフクロウの大量発生の理由についても、現時点では推測できないそうです。

これもまた、異常気象が影響しているのでしょうか?

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