え?手乗りサイズ? 最古のゾウの先祖ってそんなんだったの?



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ゾウと言えば、陸上に棲息する最大の動物ですよね。ところが、最も古い時代のゾウは今とはだいぶ大きさが違ったようなのです。

2009年に発見された、最古のゾウの化石についてのお話です。

 

●恐竜絶滅と哺乳類時代の到来

古生代から新生代にかけての時代、生命種が一度に大量絶滅する、いわゆる「大量絶滅」は5回にわたって起きていますが、なかでも良く知られているのは白亜紀末、今から6550万年前に起きた恐竜の絶滅でしょう。

巨大隕石の落下がこの大量絶滅を引き起こしたというのは、今では定説になっています。

隕石によってもたらされた気象変動によって、大型爬虫類は絶滅しましたが、近年の説によれば、そのわずか600万年後には哺乳類が繁栄する時代が始まっていたとされています。

2009年に発見されたゾウの化石も、この新説の裏付けとなる重要な発見とされています。

その化石は恐竜絶滅後から1000万年後、今から5500万年前までの地層から発見されたものです。

 

 
●大きさはなんとウサギ並み?

ゾウの祖先の化石と聞けば、誰もが巨大な生物の化石を想像するかもしれません。

しかし驚いたことに、このゾウの先祖の化石、その頭蓋骨の大きさはウサギほどしかないということです。

化石は、フランスの古生物学者、エマニュエル・ゲールブラン氏がモロッコの都市、カサブランカの東、約100キロほど先にある盆地で発見したものです。

同年代の地層からはこれまでネズミ等の齧歯目や霊長類の化石が発見されています。

今回発見されたゾウの先祖がそこに加わることで、この年代に哺乳類の時代が到来していたという説が強化されることになりました。

発見された頭蓋骨の化石にはゾウに繋がる特徴が確認されていますが、その体格が現代のゾウよりもかなり小型であることから、長い鼻や大きな耳といった現代のゾウと同じような特徴を持っていたかどうかは不明とのことです。

 

■おわりに

ゾウの先祖がウサギほどの大きさしかなかったというのは、驚きですね。

想像するとちょっと可愛いような気がします。

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