事故死した子どもの霊のしわざか? サンファンミッション踏切の怪



お気に入り!
アメーバなう!
つぶやく!
シェアする!


幽霊の目撃談や怪奇現象の報告が多い場所というものがあります。

墓地や学校の校舎等と並んで心霊現象が起きやすいのが踏切です。

電車による事故が後を絶たないことが、それらの噂の原因になっているのかもしれません。

アメリカ・テキサス州サンアントニオにある『サンファンミッションの踏切』では物理学に反する異常な現象が発生すると言われています。

かつてその踏切で起きたスクールバスと列車の事故の被害者となった子どもたちの霊の仕業、と言われていますが、果たして……?

 

●重力を無視して坂を登る自動車の謎

サンファンミッションの踏切は周辺の土地よりも線路が高く作られており、踏切への道は上り坂になっています。

しかし、この踏切の手前で車のエンジンを止め、ギアをニュートラルにしておくと踏切に向かって昇っていくという怪奇現象が発生します。

また、現象が起きた車の後部から、現象以前に拭いておいたにも関わらず無数の指紋が発見されたとか、誰もいない踏切周辺で悲鳴のような声が聞えるといった報告例もあります。

実はこの踏切では1938年、子どもたちを乗せたスクールバスが立ち往生し、そのまま列車と衝突するという事故が起きたとされています。乗っていた子どもたちは逃げる間もなく全員死亡。

この踏切で起こる怪奇現象は、そのスクールバスの事故で亡くなった子どもたちの霊が引き起こしていると考えられており、近隣では『呪われた踏切』として恐れられています。

 

 
●事故は起きてはいなかった

調査の結果、このサンファンミッションの踏切で、1938年に噂に該当するような事故は起きていないことが判明しています。

実際に1938年当時のサンアントニオの新聞に、踏切で起きたスクールバスの事故を伝えるニュースが掲載されているのですが、それはサンアントニオから1800キロも離れたユタ州ソルトレークでの出来事だったのです。

上り坂を昇っていく自動車の謎については、その地形のせいで実際には上り坂ではないにも関わらず上り坂のように見えてしまう『縦断勾配錯視』という現象であるとされています。

日本にも同様の錯視の起こる場所は数多くあることが知られており、『ゆうれい坂』と呼ばれたりします。

つまり、このサンファンミッションの踏切の怪奇現象は、勘違いと錯覚が引き起こす現象と考えられます。

 

■おわりに

新聞記事への勘違いがあっても、踏切が錯覚を起こすような地形でなければ、こういう噂は立たなかったのでしょうね。

偶然が創りだした怪奇現象と呼べるかもしれません。

お気に入り!
アメーバなう!
つぶやく!
シェアする!


あわせて読みたい


【スポンサーリンク】