温暖化の影響? 特大規模の大潮『キングタイド』が発生



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2013年12月、世界中の海岸で、通常の潮の満ち引きの規模を極端に超える大潮、『キングタイド』と呼ばれる現象が発生しました。

大規模な洪水を引き起こす可能性も考えられるというこの『キングタイド』は、一体なぜ発生するのでしょうか?

●太陽と月の引力が引き起こす『潮の満ち引き』

世界中、どこの海岸でも見ることのできる潮の満ち引き(潮汐)ですが、この潮汐を起こしているのは太陽と月の持つ引力です。

太陽と月の引力が海水を引き上げるため、海面の上昇が発生、この状態が満潮です。

地球と太陽や月の位置関係が変わることで、上昇していた海面が元に戻ることを引き潮といいます。

引力はの影響は距離の近さに比例するため、月の引力の方がより大きな影響を与えることになります。

地球と月、そして太陽が直列すると、月と太陽の引力がより大きく作用するため、普段よりもより大きな潮の満ち引きが生じます。

この時の潮汐を『大潮』と呼びます。大潮は満月と新月の時期、月2回発生します。

『キングタイド』は、この大潮が更に大規模になったものです。月の軌道は楕円を描いており、地球と月との距離は月の位置によって変化することになります。

大潮の発生条件である地球・月・太陽が直接する際、更に月が最も地球に近い位置(楕円の経の短い側)にある時に潮汐力は最大となり、『キングタイド』が発生するわけです。

●地球温暖化が与える影響

キングタイド自体は1年に数回程度起こる、それほど珍しい自然現象ではありません。

今年は7月~9月にかけて発生すると考えられるほか、冬期の北半球では太陽との距離も近くなるので、今年のキングタイドはより顕著な現象となる可能性が考えられます。

温暖化の影響によって海面上昇が懸念されている近年、キングタイドの影響が大きな災害をもたらす危険性が懸念されています。

確かにキングタイド自体はそれほど大きな影響を環境にもたらすことはありませんが、海面上昇や異常気象といった条件が重なることで、大きな被害をもたらす災害となる可能性を秘めているとも言われています。

気象学者たちは今後発生するキングタイドの監視を重視し、その変化に気をつけるべきだと指摘しています。

●おわりに

温暖化の影響は潮の満ち引きにも出ているのですね。大きな災害が起こらないことを祈りたいところです。

 

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