ネコは飼い主もネコだと思っている? イヌとネコの違いとは



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ペットとして飼育されている動物には色々な種類がありますが、一番人気はと言えば、やはりイヌとネコが二分すると言っても過言ではないでしょう。

悠久の昔から、人間の友として生きてきたイヌとネコですが、どうやらイヌとネコでは、人間に対する感覚が大きく違っていることがわかってきました。

●『シェイプシフター』(変身動物)の異名を持つイヌ

イヌは人間が家畜化した動物の中でも最も古い歴史を持つ動物として知られます。

イスラエルでは仔犬(イヌ、もしくはオオカミ)を抱いて埋葬された12000年程前の狩猟民族の遺体が発見されており、すでにその時期、イヌの家畜化が進んでいたことが分かっています。

人間がイヌを家畜化した最初の理由は住居等の見張りとして用いる……つまり番犬として使役するため、と考えられています。

やがてイヌは狩猟や牧畜の補佐、害獣の駆除等に使役されるようになりましたが、現在では主にペット=愛玩用として飼育されるようになりました。

イヌはその使役される目的から、人為的に交配が進められた結果、実にさまざまな形体へと分化していきました。その多様さからイヌを『シェイプシフター』(変身動物)と呼ぶ研究者もいます。

イヌは人間のことをどう思っているのでしょうか?

さまざまな研究や実験から、イヌは人間をイヌとは異なる存在であると認識していると考えられています。

イヌは人間と遊ぶ時と、イヌ同士で遊ぶ時でその態度ややり方を変え、明らかに、人間を自分たちとは異質な存在として捉えていることがわかります。

●ネコは人間をネコだと思う?

米ブリストル大学でネコの行動を研究しているジョン・ブラッドショー博士は長年、ペットのネコを観察した結果、そのデータから興味深い結果を導き出したといいます。

それは、イヌが人間をイヌと区別しているのに対し、ネコは人間とネコを区別していない、というものです。

イヌ同様にネコも社会性を持ち、それを行動に表す動物ですが、イヌが人間の命令に対して反応してみせるのに対し、ネコが人間に対して取る行動はほとんどネコに対して行うものと同じです。

脚にまとわりついてきたり、座っているとなりに自分も座るという行動はネコがネコに対して行う行動とまったく一緒なのです。

ネコが家族の誰かに対し、特別視しているような態度に出ることがありますが、これはネコが自分にとって誰が最も役に立つのか、観察し学習している結果であるといいます。

誰が餌を与えてくれるのか、ネコは経験によって学習しているのです。

ネコが人間に対して取る行動の多くは、子猫の頃に母親から学んだ行動でもあるといいます。

擦り寄ったり、人間の身体をこねるように足踏みしたり、または喉を鳴らしたりという行動は、すべて子猫が母親から学んだ事であり、それを人間に対しても行っているに過ぎません。

●おわりに

日本ではペットとして飼育されているイヌの数は平成24年の統計で約1154万匹に対しネコは約975万匹と、イヌの方が少し上回るのに対し、アメリカではネコの飼育数はイヌの3倍以上に及ぶと言われています。

こんなところで日本とアメリカの国民性の違いが表れるのは面白いですね。

 

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