インドネシアで火山が噴火 村が火山灰に飲み込まれる



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2014年2月1日、インドネシアのスマトラ島北部にあるシナブン山が噴火、火口近くの村が火山灰に飲み込まれました。死傷者は20人近くに上っているとのことです。

●紀元前から残る噴火の歴史

火山の噴火と、それによって引き起こされる災害は紀元前からその記録が残されています。

古代ギリシアの哲学者プラトンは、その時代から遡ること9000年前に存在し、後に海中に没したとされるアトランティス大陸の文明についての記述を残していますが、これはプラトンの時代から900年ほど前にエーゲ海のサントリーニ島で起きた火山噴火のことであるという説が有力です。

プラトンはサントリーニ島の噴火を記述したエジプトの象形文字の文章を解読する際、100を表す文字を1000を表すと勘違いしてしまい、そのまま記述してしまったと考えられています。

文献に記された数値をすべて10分の1にしてみると、実際に起きたサントリーニ島の噴火とほぼ一致することがわかっています。

プラトンの時代から400年程の後の西暦62年、イタリアの、現在のカンパニア州にあった都市ポンペイが大地震に見舞われます。大きな被害を受けたポンペイでしたがその後の工事で、地震以前よりも立派に再建されますが、その工事が完全に終了しない79年8月24日、近くに位置するヴェスヴィオ火山が大噴火を起こします。

噴火は一昼夜にわたって続き、ポンペイの街には火山灰が降りました。

翌25日、街は大規模な火砕流(噴火で発生したテフラと呼ばれる砕屑物と空気が混合し、数百度の熱を持って流動する現象)に襲われ、一瞬にして地中に没してしまいます。

1991年6月3日、長崎県島原半島に位置する雲仙普賢岳の火山活動によって生じた火砕流によって報道関係者や地元消防団員など、40名を超える犠牲者が出たことは、まだ記憶に新しいところです。

●2010年から続く火山活動で

シナブン山は2010年8月27日に噴火し、30日にはその活動が拡大したことから、周辺住人3万人が避難しました。

その後、一旦はその活動が鎮静化していましたが、2013年9月15日に再び大規模な噴火が発生、火口周辺の集落に住む6200人以上の住人が避難。その後、翌2014年の1月中旬にかけて、計60回以上の噴火を繰り返し、最終的に避難民の数は26000人を超えました。

その後、火山の活動に鎮静化が見られた為、インドネシアの国家災害対策庁は1月31日に避難地域への一時立ち入りを許可しましたが、翌2月1日、再び大規模な噴火が発生。その噴煙は高さ2000メートルにも及びました。

噴火で発生した火砕流が火口付近に位置するスカメリア村を飲み込み、15人の死者と3人のけが人が出ました。

一時立ち入り許可を受けて帰村したスカメリア村の住人や、支援活動を行っていた学生、ボランティアが犠牲になったということです。

支援団体によれば、現在火口近辺の住人、少なくとも約30000人が42箇所ある避難所に身を寄せているとのこと。

インドネシア政府は警戒警報を発令して火山周辺の半径5km以内への立ち入りを制限しているそうです。

●おわりに

日本でも、富士山がそう遠くない日に噴火するのではないか、という噂もありますが、恐ろしい話ですね。
 

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