どこから来て、どこへ行くのか……アフリカ以外では最古の、原始人類の足跡が見つかる。



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今の人類の進化を遡れば、その先祖はアフリカの類人猿であったということは、今では定説となっています。

アフリカから世界中へと人類が広がっていったその旅路は『グレートジャーニー』というドキュメンタリー番組で一躍有名になりました。

2014年2月、イングランドの海岸で、100万年前の原始人類の足跡が発見されました。

●ミトコンドリアDNAが示す人類の進化

現在、人類の発祥についての学説のうち、最も強く支持されているのが、アフリカ単一起源説です。

これは人類の祖先がアフリカで誕生し、世界中に拡散、伝播していったとする学説です。

アフリカ単一起源説に対立する学説として他地域進化説がありますが、この学説を取っても、最終的に人類の期限はアフリカにあるという結論に達するため、現在ではアフリカ単一起源説は人類発祥に関するほぼ唯一の学説となっていると言っても過言ではないでしょう。

アフリカ単一起源説を裏付ける重要な証拠となっているのが”ミトコンドリア・イブ”です。

ミトコンドリアは細胞内に存在する小器官で、それ独自のDNAを持っていることでも知られています。

ミトコンドリアDNAは母親のDNAを引き継ぐことが知られており、このDNAを辿ることで現生人類の起源となった地を推測することが可能です。

世界中の人から集めたミトコンドリアDNAを調査することから、大昔のアフリカにいた、ある一人の女性が現生人類すべてのミトコンドリアの母親であるという仮説が発表され、話題になりました。

この女性のことをミトコンドリア・イブと呼び、そこから人類のアフリカ単一起源説が確立されたわけです。

●イングランドの海岸に残された100万年前の足跡

2013年5月、大英博物館の学芸員だったニコラス・アシュトン氏は訪れていたイングランド南東部のヘイズバラの海岸で堆積物の上についたくぼみを発見しました。

アシュトン氏と、同行していたウェールズ大学の考古学者マーティン・ベイツ博士はそれが人間の足跡ではないかと考え、2週間をかけてこれを写真撮影して調査を行いコンピュータ処理で画像を繋ぎ合わせました。

その結果、それは明らかに原始人類の足跡であると確定。

堆積物の年代から、100万年以上前のものであることが判明しました。

足跡は全部で5人分あったと特定、年若い者と年長者の混ざった集団であったと推測されています。

足跡は古代の河口に沿って、、南に向かっていったと見られています。

アフリカ以外で発見されたものとしては最古となるこの足跡はホモ・アンテセッサーという原始人類のものであったと考えられています。

●おわりに

彼らはどこから来て、どこへ向かっていったのでしょうか? 

そんなことばかり考えてしまいます。
 

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